Keyboard Controller Failure 修理方法



 現象




パソコンの電源を入れると

WARNING - CMOS CHECKSUM INVALID - RUN SCU
WARNING - KEYBORAD CONTROLLER FAILURE
がでる。



F2キーを押しても何も変化無し。

修理内容

パソコンのマザーボードには、BIOSのバックアップや内部時計のために水銀電池が付いています。
この電池が消耗すると、このような現象になることがあります。

電池の交換なら簡単?

たしかにデスクトップパソコンなら簡単です。
本体の蓋を開ければマザーボードが見えます。




このソケットからはずして新しいのを入れれば終わり。

ところが、今回修理したノートパソコンは大変でした。

まず、蓋を全部はずしましたが、水銀電池は見えません。



右上のやつはマイクです。水銀電池ではありません。

そこでねじを全部はずし、ケースを開けたら



でてきました。



しかし、構造的に交換出来るようにはなっていません。
青いビニールを引きちぎって電池を出したら、電極が圧着してありました。
しょうがないので電線をちぎり、新しく買ってきたCR2032へ直接半田付け。

その後、ケースを閉めネジを付け蓋も付け電源を入れました。

ところが前回と同じ画面が出てきました。
そこでもう一度再起動。
すると今度は

WARNING - CMOS CHECKSUM INVALID - RUN SCUはでましたが
WARNING - KEYBORAD CONTROLLER FAILUREがでません。

そこでF2キーを押したらBIOSセットアップの画面が出てきました。
BIOSセットアップ画面で日付時刻を合わせ保存し再起動したら見事、Windowsが開始されました。



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